2010/12/17 三者鼎談 [特番]
2010年大総括(guest : 大貫憲章、伊藤政則)
伊藤政則 select
1. Ozzy Osbourne / Let Me Hear You Scream
2. Robert Plant / Angel Dance
3. Dio / Man on the Silver Mountain - Starstruck (Live 1983)
4. Avenged Sevenfold / So Far Away
5. Iron Maiden / Coming Home
大貫憲章 select
6. Gogol Bordello / Uma Menina Uma Cigana
7. The Tamborines / 31st Floor
8. Mustang / King Of The Jungle
9. The Innocence Mission / Rain (Setting Out in the Leaf Boat)
10. Roky Erickson & Okkervil River / John Lawman
渋谷陽一 select
11. Arcade Fire / We Used to Wait
12. Eminem / Not Afraid
13. Neil Young / Angry World
14. Corinne Bailey Rae / The Blackest Lily
15. Erykah Badu / Window Seat
16. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time
伊藤政則 select
1. Ozzy Osbourne / Let Me Hear You Scream
渋谷-新しい若いギタリストどうですかね?
伊藤-まだ修行中だな。
伊藤-まだ修行中だな。
2. Robert Plant / Angel Dance
伊藤-わりとワールド・ミュージックっぽい。
ツェッペリンへの未練はないのかなと思う。
渋谷-カヴァーの多いアルバム。原点回帰な感じ。
大貫-これはわかる気がする。
ツェッペリンへの未練はないのかなと思う。
渋谷-カヴァーの多いアルバム。原点回帰な感じ。
大貫-これはわかる気がする。
3. Dio / Man on the Silver Mountain - Starstruck (Live 1983)
伊藤-BBC音源、ディオ黄金時代の2枚組ライヴアルバム。
5月に亡くなったロニー・ジェイムズ・ディオを偲んで。
5月に亡くなったロニー・ジェイムズ・ディオを偲んで。
4. Avenged Sevenfold / So Far Away
伊藤-亡くなったレヴの代わりにマイクポートノイが叩いている。
すごくいいアルバム。
今本当にイケイケのバンドなんだなということがわかる。
大貫-こうゆうギターソロは好き。
すごくいいアルバム。
今本当にイケイケのバンドなんだなということがわかる。
大貫-こうゆうギターソロは好き。
5. Iron Maiden / Coming Home
渋谷-今回は宇宙に進出したというテーマ。新しいコンセプト。
伊藤-ブルース・ディッキンソンはジャンボ機のパイロットでもある。
この曲はパイロットとミュージシャン双方の目から見た気持ちが歌われている。
大貫-哲学的だ。
伊藤-そこまでじゃないと思うが...。
伊藤-ブルース・ディッキンソンはジャンボ機のパイロットでもある。
この曲はパイロットとミュージシャン双方の目から見た気持ちが歌われている。
大貫-哲学的だ。
伊藤-そこまでじゃないと思うが...。
大貫憲章 select
6. Gogol Bordello / Uma Menina Uma Cigana
大貫-多国籍なバルカン・ビート。
渋谷-リック・ルービンがプロデュースして、わりと良かった。
もともとの音は良くわからないが、このアルバムを聞くと、
わりと普通というか、まとまってる感じがした。
大貫-いろんな音楽が、それぞれ生で入ってるって感じ。
そこの地方の音楽がいい感じにミックスされた感じだが、
基本的にはパーティーバンド。
伊藤-アレンジがいい。こうゆう南米的なのけっこう好き。
渋谷-リック・ルービンがプロデュースして、わりと良かった。
もともとの音は良くわからないが、このアルバムを聞くと、
わりと普通というか、まとまってる感じがした。
大貫-いろんな音楽が、それぞれ生で入ってるって感じ。
そこの地方の音楽がいい感じにミックスされた感じだが、
基本的にはパーティーバンド。
伊藤-アレンジがいい。こうゆう南米的なのけっこう好き。
7. The Tamborines / 31st Floor
大貫-ライドのメンバーがゲスト参加。シューゲイザーの一派。
その中でもメロディがはっきりしていて、わかりやすい。
歌ものとしても ちょっと聞ける。
渋谷-いい。ホークウインドかと思った。
伊藤-その気持ちわかる。ホークウインドっぽい。
渋谷-音は面白いと思う。
1枚でいなくなっちゃいそうな雰囲気もあるし、一発芸的にいい感じ。
その中でもメロディがはっきりしていて、わかりやすい。
歌ものとしても ちょっと聞ける。
渋谷-いい。ホークウインドかと思った。
伊藤-その気持ちわかる。ホークウインドっぽい。
渋谷-音は面白いと思う。
1枚でいなくなっちゃいそうな雰囲気もあるし、一発芸的にいい感じ。
8. Mustang / King Of The Jungle
大貫-フランスの3人組グループ。
エルヴィスを好きな人たちが今どきの音楽をやっている。
渋谷-いい。このままどう続けていくのか謎だが。
大貫-録音とか全体の音の鳴り方とかが80'sっぽく感じた。
だからといって80's回帰ではない。
伊藤-良かった。北アフリカとか地中海の雰囲気。
フランス人のアイデンティティと50'sをうまくミクスチャーしてる。
エルヴィスを好きな人たちが今どきの音楽をやっている。
渋谷-いい。このままどう続けていくのか謎だが。
大貫-録音とか全体の音の鳴り方とかが80'sっぽく感じた。
だからといって80's回帰ではない。
伊藤-良かった。北アフリカとか地中海の雰囲気。
フランス人のアイデンティティと50'sをうまくミクスチャーしてる。
9. The Innocence Mission / Rain (Setting Out in the Leaf Boat)
大貫-ボーカルの女性の声が美しい。ジョニ・ミッチェルもファンという話。
伊藤-オーガニックな感じがする。
渋谷-21年やってデビューしたてみたいな感じがすごい。
初々しさの失われなさ加減がすごい。
伊藤-オーガニックな感じがする。
渋谷-21年やってデビューしたてみたいな感じがすごい。
初々しさの失われなさ加減がすごい。
10. Roky Erickson & Okkervil River / John Lawman
大貫-今年一番びっくりした作品。素晴らしい。
13th Floor Elevators のリーダーだった人。
渋谷-素晴らしい。びっくり。これはすごい。俺買う。
13th Floor Elevators のリーダーだった人。
渋谷-素晴らしい。びっくり。これはすごい。俺買う。
渋谷陽一 select
11. Arcade Fire / We Used to Wait
渋谷-今年の1枚としてどこでも選ばれる作品だと思うが、同感。
時代や社会状況が一つの言葉によって某かに象徴されるということを
見事にやってみせている。
大貫-演奏もしっかりしてるし、自分たちの主張があるのは明らかに感じられる。
伊藤-世界観がU2っぽい。広がりがある。
時代や社会状況が一つの言葉によって某かに象徴されるということを
見事にやってみせている。
大貫-演奏もしっかりしてるし、自分たちの主張があるのは明らかに感じられる。
伊藤-世界観がU2っぽい。広がりがある。
12. Eminem / Not Afraid
渋谷-今年最大のヒット作といっていいぐらいのセールス。
苦しい時期を過ごして「おれは復活した」というタイトルのもとに作ったもの。
大貫-クラッシュみたい。
渋谷-非常に似てる。
苦しい時期を過ごして「おれは復活した」というタイトルのもとに作ったもの。
大貫-クラッシュみたい。
渋谷-非常に似てる。
13. Neil Young / Angry World
渋谷-基本的に弾き語りだけで、かなりラジカルな作りだがすごい。
怒り続けるニール・ヤング。
伊藤-根底にあるものは今までと同じ。社会の無関心な人への怒り。
大貫-いかにもニール・ヤングらしい。
プロダクションは今までとちょっと違ってるが、
そうゆうものにチャレンジするモチベーションがすごい。
怒り続けるニール・ヤング。
伊藤-根底にあるものは今までと同じ。社会の無関心な人への怒り。
大貫-いかにもニール・ヤングらしい。
プロダクションは今までとちょっと違ってるが、
そうゆうものにチャレンジするモチベーションがすごい。
14. Corinne Bailey Rae / The Blackest Lily
渋谷-物語・作品のクオリティがすごく良くて、個人的に感銘を受けた。
伊藤-イギリスっぽい。わりと古くさく作ってるところがいい。
大貫-生音を意識して作ってる。
伊藤-イギリスっぽい。わりと古くさく作ってるところがいい。
大貫-生音を意識して作ってる。
15. Erykah Badu / Window Seat
16. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time
渋谷-個人的に今年の1枚はこれ。何回聞いたかわからない。
大貫-実力あるから何やっても安心。揺るぎないものはある。
大貫-実力あるから何やっても安心。揺るぎないものはある。
2010/12/10 [新譜紹介]
1. Ray Davies / You Really Got Me (feat. Metallica)
2. Ray Davies / Better Things (feat. Bruce Springsteen)
3. Ray Davies / Waterloo Sunset (feat. Jackson Browne)
4. Ray Davies / All Day And All Of The Night / Destroyer (feat. Billy Corgan)
5. Jonsi / Stars in Still Water
6. Jonsi / Go Do
7. Jonsi / New Piano Song
8. Massive Attack / Babel (feat. Martina Topley-Bird) (2010)
9. Kanye West / Runaway (feat. Pusha T) (2010)
10. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time
2. Ray Davies / Better Things (feat. Bruce Springsteen)
3. Ray Davies / Waterloo Sunset (feat. Jackson Browne)
4. Ray Davies / All Day And All Of The Night / Destroyer (feat. Billy Corgan)
自分の楽曲のセルフカバー。
ものすごいメンツのゲストに乗って レイ・デイヴィスが歌っているという
非常にユニークな作品。
どれもすごくコンパクトに曲がまとまっているが、
ゲストが個性を出しつつ、レイ・デイヴィスが本来のキンクス・テイストをやるという
セルフカバーとしては理想的な、誰もが楽しめる作品になっている と。
ものすごいメンツのゲストに乗って レイ・デイヴィスが歌っているという
非常にユニークな作品。
どれもすごくコンパクトに曲がまとまっているが、
ゲストが個性を出しつつ、レイ・デイヴィスが本来のキンクス・テイストをやるという
セルフカバーとしては理想的な、誰もが楽しめる作品になっている と。
5. Jonsi / Stars in Still Water
6. Jonsi / Go Do
7. Jonsi / New Piano Song
ライヴ音源と映像をそれぞれ1枚ずつ収めたCDとDVDのパッケージ。
シガー・ロス時代とはまた違う形でツアーを作っていて、
演出的な面でもすごくユニークなアプローチをやっている。
未発表曲が沢山収められていて、
ライヴ・パフォーマンスそのものがアルバムとは別の表現であるという
位置づけがされているのではないか と。
シガー・ロス時代とはまた違う形でツアーを作っていて、
演出的な面でもすごくユニークなアプローチをやっている。
未発表曲が沢山収められていて、
ライヴ・パフォーマンスそのものがアルバムとは別の表現であるという
位置づけがされているのではないか と。
8. Massive Attack / Babel (feat. Martina Topley-Bird) (2010)
9. Kanye West / Runaway (feat. Pusha T) (2010)
10. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time
2010/12/3 [新譜紹介]
1. Butch Walker / House of Cards
2. Butch Walker / Temporary Title
3. My Chemical Romance / Bulletproof Heart
4. My Chemical Romance / Summertime
5. My Chemical Romance / DESTROYA
6. My Chemical Romance / The Kids from Yesterday
7. Kings of Leon / Radioactive
8. Kings of Leon / Mary
9. Kings of Leon / No Money
10. The Band / Whispering Pines (1969)
11. Beady Eye / Bring the Light
12. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time
2. Butch Walker / Temporary Title
売れっ子プロデューサーのソロ5作目。
非常にポップで軽快だが、歌われている内容は一筋縄ではいかない。
この辺がブッチ・ウォーカーたるところ と。
非常にポップで軽快だが、歌われている内容は一筋縄ではいかない。
この辺がブッチ・ウォーカーたるところ と。
3. My Chemical Romance / Bulletproof Heart
4. My Chemical Romance / Summertime
5. My Chemical Romance / DESTROYA
6. My Chemical Romance / The Kids from Yesterday
当初はブレンダン・オブライエンと共にダーク系・ハード系なものを作っていたが、
そこに自分たちの本来的な魅力はないと感じて全部ボツにし、
Black Parade で組んだ ロブ・カヴァロ と一から作り直したもの。
すごくポップで大衆的な作品になっている。
素晴らしい。
このバンドが進んでいる道筋は正しいと思う。
売れて欲しい と。
そこに自分たちの本来的な魅力はないと感じて全部ボツにし、
Black Parade で組んだ ロブ・カヴァロ と一から作り直したもの。
すごくポップで大衆的な作品になっている。
素晴らしい。
このバンドが進んでいる道筋は正しいと思う。
売れて欲しい と。
7. Kings of Leon / Radioactive
8. Kings of Leon / Mary
9. Kings of Leon / No Money
日本における知名度はまだまだだが、威風堂々たる作品だと思う。
これまでのものから、もっと前に進もうという意欲に満ちたトライアルも
欠かしていない と。
これまでのものから、もっと前に進もうという意欲に満ちたトライアルも
欠かしていない と。
10. The Band / Whispering Pines (1969)
11. Beady Eye / Bring the Light
Free Download : Beady Eye Official Website
http://www.beadyeyemusic.co.uk/
http://www.beadyeyemusic.co.uk/
12. Erykah Badu / Out My Mind, Just in Time